「就活でガクチカを書くように言われたけど、そもそも何を書けばいいの?」「自己PRとの違いがよく分からない…」
就職活動を始めたばかりのあなたは、エントリーシート(ES)や履歴書を前に、そんな悩みを抱えていませんか?周りの友人が次々とESを提出していく中で、焦りを感じているかもしれません。
でも、安心してください。この記事を読めば、企業に評価されるガクチカの書き方が分かり、自信を持ってESを提出できるようになります。
この記事では、ガクチカの基本的な意味から、自己PRとの違い、企業が評価するポイント、さらには具体的な書き方の5ステップまで、網羅的に解説します。テーマ別の豊富な例文も15個用意しているので、あなたの経験に合ったものが見つかるはずです。
さあ、一緒に内定を勝ち取るための「最強のガクチカ」を完成させましょう。
ガクチカとは?自己PRとの違いを解説

まずは基本の「き」から。ガクチカとは何か、そしてよく混同される自己PRや志望動機との違いを明確にしておきましょう。
ガクチカの基本的な意味と定義
ガクチカとは、「学生時代に力を入れたこと」の略称です。就職活動において、企業が学生の経験や人柄を知るために、エントリーシートや面接で必ずと言っていいほど問われる定番の質問です。
企業は、あなたが過去の経験から何を学び、どのように成長したのかを知りたいと考えています。そのため、単に「〇〇を頑張りました」と伝えるだけでなく、その経験を通じて得た学びやスキルをアピールすることが重要になります。
ガクチカと自己PRの決定的な違い
「ガクチカと自己PRって、結局同じことじゃないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。この2つは似ていますが、アピールする焦点が異なります。
【ガクチカ】
【自己PR】
簡単に言えば、ガクチカは「経験の物語」、自己PRは「自分の強みのプレゼン」と考えると分かりやすいでしょう。ガクチカで語ったエピソードを、自己PRの強みを裏付ける根拠として使うことも効果的です。
志望動機との関連性と使い分け
ガクチカ、自己PR、そして志望動機は、それぞれ独立しているようで、実は深く関連しています。これらに一貫性を持たせることで、あなたの魅力がより強く伝わります。
- ガクチカ
過去の経験を通じて、課題解決能力や学びを伝える。 - 自己PR
ガクチカで示した学びから抽出した「自分の強み」をアピールする。 - 志望動機
その強みを、なぜ「この会社」で活かしたいのか、どう貢献できるのかを伝える。
このように、「過去(ガクチカ)→現在(自己PR)→未来(志望動機)」と時間軸を意識して繋げることで、説得力のあるアピールが可能になります。
企業がガクチカで評価する3つのポイント

企業はガクチカのどこを見ているのでしょうか。採用担当者が注目する3つの評価ポイントを理解し、アピール内容を考えましょう。
経験から何を学んだか(再現性)
企業が最も知りたいのは、あなたの学びが入社後も活かせるか(再現性があるか)という点です。例えば、「アルバイトの経験で培った課題解決能力は、貴社の営業職として顧客の課題を解決する際に必ず役立ちます」といったように、未来の貢献に繋げて語ることが重要です。華々しい成果よりも、地道な経験から得た学びの方が高く評価されることも少なくありません。
目標達成に向けた思考プロセス
結果そのものよりも、課題や困難に対してどのように考え、行動したかというプロセスが重視されます。 「なぜその課題が問題だと思ったのか?」「解決のためにどんな目標を立てたのか?」「周囲をどう巻き込んだのか?」といった思考の過程を具体的に示すことで、あなたの論理的思考力や主体性をアピールできます。
人柄や価値観のマッチ度
ガクチカのエピソードは、あなたの人柄や価値観を映し出す鏡です。チームで何かを成し遂げるのが好きなのか、一人で黙々と努力するのが得意なのか。どのような時にモチベーションが上がるのか。企業はこうした情報から、あなたが自社の文化や風土に合う人材かどうか(カルチャーフィット)を見ています。
ガクチカの書き方5ステップと基本構成

ここからは、実際にガクチカを作成するための具体的な手順を解説します。誰が読んでも分かりやすい文章を作るためのフレームワーク「PREP法」を活用しましょう。
PREP法を活用した基本構成テンプレート
PREP法とは、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(再結論)の頭文字を取った文章構成術です。この流れに沿って書くことで、論理的で説得力のあるガクチカが完成します。
- P (Point)
結論|学生時代に力を入れたことは何か - R (Reason)
動機・課題|なぜそれに力を入れたのか、どんな課題があったのか - E (Example)
目標と行動|課題解決のために、どのような目標を立て、どう行動したか - P (Point)
結果と学び・貢献|行動の結果どうなったか、何を学び、入社後どう活かすか
この構成を、以下の5つのステップに分解して詳しく見ていきましょう。
Step1: 結論(何を成し遂げたか)
まず、あなたが学生時代に最も力を入れたことを一文で簡潔に述べます。 「私が学生時代に最も力を入れたことは、〇〇サークルでの新入生勧誘活動です。」のように、採用担当者が一目で内容を理解できるように書き出すのがポイントです。
Step2: 動機・課題(なぜ取り組んだか)
次に、なぜその活動に力を入れようと思ったのか、その背景にあった動機や課題を説明します。 「当時、サークルの部員数は年々減少しており、存続の危機にありました。私は、この伝統あるサークルを守りたいという強い思いから、勧誘活動の改革に取り組みました。」のように、あなたの主体性や問題意識を示す重要な部分です。
Step3: 目標と行動(どう乗り越えたか)
課題に対して、どのような目標を立て、具体的にどう行動したのかを記述します。ガクチカの中で最も重要なパートであり、あなたの思考力や実行力が試されます。 「『前年比150%の30名の入部』という目標を掲げ、SNSでの情報発信強化と、他大学との合同新歓イベントの企画という2つの施策を実行しました。」のように、具体的な数値目標や行動を入れると、説得力が増します。
Step4: 結果と学び(何を得たか)
あなたの行動がどのような結果に繋がったのかを述べ、その経験から何を学んだのかを言語化します。 「結果として、目標を上回る35名の新入生が入部し、サークルの活性化に繋がりました。この経験から、現状を正確に分析し、周囲を巻き込みながら課題解決に取り組むことの重要性を学びました。」といった形です。
Step5: 貢献(入社後どう活かすか)
最後に、その学びや経験を、入社後にどう活かしていきたいかを述べて締めくくります。 「貴社に入社後は、この経験で培った課題解決能力を活かし、お客様一人ひとりに最適な提案を行うことで、事業の成長に貢献したいと考えております。」のように、企業への貢献意欲を示すことで、採用担当者に入社後の活躍イメージを持たせることができます。
魅力的なガクチカのネタを見つける方法

「そもそも、アピールできるような凄い経験なんてない…」と悩んでいませんか?特別な経験は必要ありません。大切なのは、経験の大小ではなく、そこから何を学んだかです。
自己分析を通じた経験の棚卸し
まずは、大学生活を振り返り、自分の経験を洗い出す「自己分析」から始めましょう。モチベーショングラフ(縦軸にモチベーションの高低、横軸に時間をとり、自分の感情の起伏をグラフにする手法)などを使うと、自分が何に喜びややりがいを感じたのかが可視化でき、ガクチカのネタを見つけやすくなります。
これらの問いに答える形で、小さなことでも構わないので書き出してみましょう。
ガクチカのネタ一覧
ガクチカのネタは、日常生活のあらゆる場面に隠されています。以下に代表的なネタを一覧で紹介するので、自分の経験と照らし合わせてみてください。
アルバイト経験
- ・リーダーや新人教育係の経験
後輩指導を通じて、チームの生産性を向上させた経験。 - ・売上向上のための施策提案
飲食店のメニュー改善や、アパレル店の接客方法の見直しなどを提案し、売上に貢献した経験。 - ・業務効率化の工夫
マニュアル作成や新しいツールの導入で、業務の無駄をなくした経験。
サークル・部活動
- ・役職経験(部長、会計など)
部長としてチームをまとめたり、会計として部費を管理・改善したりした経験。 - ・大会やコンクールでの目標達成
目標達成のために、練習方法を工夫したり、チームの士気を高めたりした経験。 - ・イベントの企画・運営
文化祭や合宿などのイベントを企画し、多くの参加者を集めた経験。
ゼミ・研究・学業
- ・研究や論文執筆
特定のテーマについて深く探求し、新たな知見を得たり、学会で発表したりした経験。 - ・グループワークでの貢献
ディスカッションやプレゼンテーションで、リーダーシップや協調性を発揮した経験。 - ・GPAの向上
明確な目標を立て、計画的に学習を進めて高い成績を収めた経験。
インターンシップ
- ・実務経験
営業同行やマーケティング業務など、実際の仕事を通じてスキルを身につけた経験。 - ・新規事業の立案
チームでアイデアを出し合い、企業に新しいビジネスプランを提案した経験。
留学・語学学習
- ・語学力の向上
TOEICのスコアアップなど、目標を立てて語学学習に励んだ経験。 - ・異文化理解と適応
留学先で文化の違いに戸惑いながらも、現地の人々と交流を深めた経験。
ボランティア活動
- ・社会課題への取り組み
地域の清掃活動や、発展途上国支援の募金活動などに参加した経験。 - ・イベントのサポート
マラソン大会や地域のお祭りで、運営スタッフとして活動した経験。
【テーマ別】ガクチカの書き方と例文15選

ここでは、代表的なテーマ別にガクチカの例文を15個紹介します。構成や表現を参考に、あなただけのエピソードを盛り込んでアレンジしてみてください。
アルバイト経験の例文
例文1:居酒屋アルバイトでの売上向上(400字)
私が学生時代に最も力を入れたことは、居酒屋のアルバイトでリピート客の増加に貢献したことです。勤務先の店舗では、新規顧客は多いもののリピート率が低いという課題がありました。私は、お客様との会話の中に常連客に繋がるヒントがあると考え、お客様の情報をスタッフ間で共有するノートを作成・運用することを提案しました。お客様の好みや前回の会話内容を記録し、次回来店時に「〇〇さん、この前お好きだと言っていた日本酒が入りましたよ」といった個別のアプローチを徹底しました。結果、私の担当月のリピート率は3ヶ月で10%向上し、店舗全体の売上にも貢献できました。この経験から、課題の原因を分析し、周囲を巻き込みながら解決策を実行する重要性を学びました。貴社でもこの強みを活かし、顧客満足度の向上に貢献したいです。
例文2:塾講師アルバイトでの合格率向上(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、個別指導塾の講師として生徒の学習意欲を引き出し、志望校合格に導いたことです。担当していた生徒は、数学に苦手意識があり、勉強へのモチベーションが低い状態でした。そこで私は、一方的に教えるのではなく、まず生徒がどこでつまずいているのかを対話を通じて徹底的に分析しました。その上で、彼の好きなゲームの要素を取り入れた問題を作成するなど、学習への興味を引き出す工夫を凝らしました。粘り強く対話を続けた結果、生徒は徐々に自ら質問するようになり、最終的には偏差値を15上げ、第一志望の高校に合格できました。この経験から、相手の立場に立って課題の本質を捉え、粘り強く解決に取り組む力を得ました。貴社のコンサルタントとして、この力を活かしてお客様の課題解決に貢献したいです。
例文3:カフェアルバイトでの業務効率化(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトで新人研修の効率化を実現したことです。私の店舗では、新人スタッフの教育が各々の裁量に任されており、覚える速度にばらつきが出ることが課題でした。そこで私は、誰でも同じ水準で業務を覚えられるよう、写真付きの業務マニュアルとチェックリストを作成することを店長に提案し、実行しました。マニュアルには、レジ操作からドリンク作成の手順までを網羅し、新人が一人で復習できる環境を整えました。結果、新人の独り立ちまでの期間が平均で約1週間短縮され、店舗全体のサービス品質の安定に繋がりました。この経験から、現状の課題を発見し、主体的に改善策を立案・実行する力を学びました。貴社でも常に改善意識を持ち、業務効率化に貢献したいです。
サークル・部活動の例文
例文4:テニスサークルでの部長経験(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、50名が所属するテニスサークルの部長として、部員の参加率を向上させたことです。私が部長に就任した当初、練習への参加率が**50%を下回り、部員間の交流も希薄でした。原因は、練習内容がマンネリ化し、初心者や女子部員が参加しづらい雰囲気にあると考えました。そこで、レベル別の練習メニューを導入すると共に、テニス以外の交流イベントを毎月企画しました。特に、他大学のサークルとの交流戦は好評で、部員の新たな目標となりました。結果、練習参加率は80%**まで向上し、退部者もゼロになりました。この経験から、多様な意見を尊重し、全員が楽しめる環境を創り出すリーダーシップを学びました。貴社でも、チームの結束力を高め、目標達成に貢献したいです。
例文5:吹奏楽部でのパートリーダー経験(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、吹奏楽部のパートリーダーとして、パート全体の演奏技術の底上げに貢献したことです。私の所属するトロンボーンパートは、コンクールで毎年指摘を受ける課題箇所があり、技術的な停滞が問題でした。私は、原因が基礎練習の不足とメンバー間の連携不足にあると考え、2つの施策を行いました。1つ目は、朝の15分間を基礎練習の時間として義務化すること。2つ目は、週に一度、パート内で演奏を録音し、客観的に聴き合う反省会を設けることです。最初は乗り気でなかったメンバーも、音が揃っていく実感を得ることで、次第に積極的に参加するようになりました。結果、コンクールでは目標であった金賞を受賞できました。この経験から、目標達成のために粘り強く働きかけることの重要性を学びました。
例文6:ダンスサークルでの公演企画(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、ダンスサークルの公演係として、集客数を2倍にしたことです。例年の単独公演は集客に苦戦しており、空席が目立つことが課題でした。私は、原因がSNSでの広報不足と、サークル内部に向けた発信に留まっている点にあると考えました。そこで、公演までのカウントダウン動画や、部員の練習風景をInstagramのリール機能で毎日投稿することを提案・実行しました。また、地域のイベントでダンスを披露し、チラシを配布するなど、学外へのアピールも強化しました。結果、公演当日は満席となり、前年の2倍である400名の集客を達成しました。この経験から、現状を分析し、新たな視点で戦略を立て実行する企画力を身につけました。貴社のマーケティング職としてこの力を活かしたいです。
ゼミ・研究活動の例文
例文7:ゼミでの共同論文執筆(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、経済学のゼミで4人のチームのリーダーとして共同論文を完成させたことです。当初、私たちのチームはテーマ設定で意見が対立し、議論が停滞していました。私はこの状況を打開するため、各メンバーの関心領域や得意な分析手法をヒアリングし、それぞれの強みが活かせるテーマ「地域通貨が地方経済に与える影響」を再提案しました。そして、役割分担を明確にし、週に一度の進捗報告会を設けることで、チームの一体感を醸成しました。最終的に、私たちの論文はゼミ内で最優秀賞を受賞し、学内の紀要にも掲載されました。この経験から、多様な意見を調整し、チームの力を最大限に引き出す調整力を学びました。貴社でも、チームの一員として円滑な人間関係を築き、プロジェクトの成功に貢献したいです。
例文8:卒業研究での粘り強い実験(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、卒業研究です。テーマは「特定の化合物Xの合成」でしたが、既存の論文の手法では全く反応が進まず、3ヶ月間成果が出ない時期が続きました。指導教官からはテーマ変更も勧められましたが、私は諦めきれず、関連する海外の論文を50本以上読み込みました。その中で、触媒の種類と温度条件に成功のヒントがあると考え、仮説を立てて100通り以上の実験を繰り返しました。その結果、ついに目標とする化合物Xの合成に成功し、収率も従来法の1.5倍を達成できました。この経験から、困難な状況でも諦めずに仮説検証を繰り返す粘り強さと、課題解決能力を培いました。貴社の研究開発職においても、この粘り強さを活かし、新たな価値創造に挑戦したいです。
インターンシップの例文
例文9:ITベンチャーでの営業インターン(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、ITベンチャー企業での長期インターンシップです。法人向けSaaSプロダクトの営業担当として、新規顧客の開拓を任されました。当初は知識不足から全くアポイントが取れませんでしたが、私はトップセールスの社員の方に同行を願い出て、商談の進め方や顧客へのヒアリング方法を徹底的に学びました。また、業界に関する知識を補うため、毎日1時間、関連書籍やニュースで勉強しました。その学びを活かし、顧客の潜在的な課題を先回りして提案する営業スタイルを確立した結果、インターン期間の6ヶ月で5件の新規契約を獲得することができました。この経験から、目標達成のために主体的に学び、行動する力を得ました。貴社の営業職として、即戦力として貢献できると確信しております。
例文10:広告代理店での企画インターン(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、広告代理店のインターンシップで、新規クライアントへの企画提案に貢献したことです。チームで化粧品メーカーへのプロモーション企画を立案する課題が与えられましたが、当初はありきたりなアイデアしか出ませんでした。私は、ターゲットである20代女性のインサイトを深く理解する必要があると考え、SNS上で100人を対象にアンケート調査を実施し、さらに5人に直接ヒアリングを行いました。その結果、「広告よりも信頼できる友人の口コミを重視する」というインサイトを発見し、「インフルエンサーではなく、一般の学生を起用したリアルな口コミキャンペーン」を企画・提案しました。この企画は高く評価され、最終プレゼンで採用されました。この経験から、徹底した情報収集と分析に基づき、独自の価値を創造する企画力を学びました。
留学経験の例文
例文11:アメリカ留学での異文化交流(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、アメリカへの1年間の交換留学です。当初は、語学力の壁と文化の違いから、現地の学生の輪に入れず孤立していました。この状況を打開するため、私は「一日一回、自分から知らない人に話しかける」というルールを自らに課しました。また、日本文化を紹介するプレゼンテーションを企画し、学内のイベントで書道や折り紙を教えるブースを出展しました。この活動をきっかけに多くの友人ができ、多様な価値観に触れる中で、固定観念に囚われず物事を多角的に見る視点を養うことができました。この経験で得た、未知の環境に飛び込み、主体的に関係性を構築する力は、グローバルに事業を展開する貴社で必ず活かせると考えています。
例文12:語学留学での目標達成(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、フィリピンへの語学留学でTOEICのスコアを3ヶ月で300点アップさせたことです。留学当初のスコアは550点でしたが、「帰国までに850点以上を取得する」という高い目標を掲げました。目標達成のため、私は毎日10時間の学習計画を立て、それを徹底しました。具体的には、午前はマンツーマンレッスンに集中し、午後は単語を100個覚え、夜はオンライン英会話で実践するというサイクルです。思うようにスコアが伸びない時期もありましたが、現地の友人と毎日英語で日記を交換し、モチベーションを維持しました。その結果、帰国時には目標を上回る860点を取得できました。この経験から、高い目標を設定し、達成に向けて計画的に努力を継続する力を身につけました。
資格取得の例文
例文13:日商簿記1級の取得(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、独学で日商簿記1級を取得したことです。大学2年生の時に2級を取得し、より高度な会計知識を身につけたいと考え、1級の取得を決意しました。合格率10%前後の難関資格であるため、私は1年間で1000時間の学習時間を確保するという目標を立てました。通学中の電車内や授業の空きコマなどの隙間時間を徹底的に活用し、毎日最低3時間の学習を継続しました。特に苦手だった工業簿記は、同じ問題を最低5回は繰り返し解き、完全に理解できるまで徹底的に向き合いました。その結果、大学3年生の時に一発で合格することができました。この経験を通じて、長期的な目標達成のための計画力と、困難な課題にも粘り強く取り組む継続力を培いました。貴社の経理職として、この強みを活かしたいです。
例文14:基本情報技術者試験の合格(400字)
私が学生時代に力を入れたのは、基本情報技術者試験に合格したことです。文系学部出身でIT知識が全くない状態からの挑戦でした。IT業界への就職を志す上で、体系的な知識の習得が不可欠だと考えたのがきっかけです。私はまず、3ヶ月の学習計画を立て、参考書を3周することを目標にしました。特に、苦手なアルゴリズムの分野は、図を書いて処理の流れを可視化することで理解を深めました。また、スマートフォンのアプリを活用し、通学時間などの隙間時間で過去問を解くことを習慣にしました。その結果、一度の受験で合格することができました。この経験から、未知の分野であっても、目標を設定し計画的に学習することで乗り越えられるという自信と、論理的思考力を得ました。
例文15:ボランティア活動でのリーダー経験(400字)
私が学生時代に力を入れたことは、地域の子供たちにプログラミングを教えるボランティア活動です。当初は子供たちの集中力が続かず、途中で飽きてしまうことが課題でした。そこで私は、子供たちが楽しみながら学べるよう、ゲーム感覚で課題をクリアできるオリジナルの教材を作成しました。また、子供たち一人ひとりの進捗に合わせて声かけを行い、小さな成功体験を積ませることを意識しました。その結果、参加した子供たち全員が最後まで興味を失うことなく、簡単なゲームを自力で作成できるようになりました。この経験から、相手の目線に立って物事を考え、目標達成へと導く力を学びました。貴社においても、この力を活かし、お客様やチームメンバーと良好な関係を築き、プロジェクトを成功に導きたいです。
文字数別(400字・600字)の書き方と例文

エントリーシートでは、400字や600字といった文字数指定がよくあります。文字数に合わせて内容を調整するテクニックを身につけましょう。
400字でまとめる場合の構成と例文
400字の場合は、PREP法の各要素を簡潔にまとめ、要点を絞って伝える必要があります。特に「目標と行動」を具体的に、かつコンパクトに記述するのがポイントです。
【構成】
- ・結論(約40字)
- ・動機・課題(約80字)
- ・目標と行動(約160字)
- ・結果と学び・貢献(約120字)
【例文:カフェアルバイトでの業務効率化(400字)】
私が学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトで新人研修の効率化を実現したことです。私の店舗では、新人教育が各々の裁量に任されており、覚える速度にばらつきが出ることが課題でした。そこで私は、誰でも同じ水準で業務を覚えられるよう、写真付きの業務マニュアルとチェックリストを作成することを店長に提案し、実行しました。マニュアルには、レジ操作からドリンク作成の手順までを網羅し、新人が一人で復習できる環境を整えました。結果、新人の独り立ちまでの期間が平均で約1週間短縮され、店舗全体のサービス品質の安定に繋がりました。この経験から、現状の課題を発見し、主体的に改善策を立案・実行する力を学びました。貴社でも常に改善意識を持ち、業務効率化に貢献したいです。
600字で具体性を出す場合の構成と例文
600字の場合は、400字の骨子に肉付けをしていきます。特に「動機・課題」の背景や、「目標と行動」における困難や工夫、自分の感情などを加えることで、エピソードに深みとリアリティが生まれます。
【構成】
- ・結論(約50字)
- ・動機・課題(約150字)
課題の背景や、なぜ問題だと感じたかを具体的に - ・目標と行動(約250字)
困難だった点や、周囲との協力、工夫した点を具体的に - ・結果と学び・貢献(約150字)
結果の具体的な変化や、学びをどう活かすかを詳細に
【例文:カフェアルバイトでの業務効率化(600字)】
私が学生時代に最も力を入れたことは、カフェのアルバイトで新人研修の仕組みを改革し、業務効率化を実現したことです。 私が勤務していた店舗は学生アルバイトが多く、入れ替わりが激しいにもかかわらず、新人研修の体制が整っていませんでした。教育はベテランスタッフの善意に依存しており、教える人によって内容が異なるため、新人が混乱し、早期離職に繋がるケースもありました。私はこの状況を問題視し、誰もが安心して働ける環境を作りたいと考え、研修制度の改革に乗り出しました。 まず、店長や他のスタッフにヒアリングを行い、現状の課題を洗い出しました。その上で、「誰が教えても同じ品質の研修ができる」状態を目指し、写真付きの業務マニュアルと、習熟度が一目で分かるチェックリストの作成を提案しました。当初は「忙しいのにそんな時間は取れない」という反対意見もありましたが、研修の標準化が長期的に見て全員の負担を減らすことを粘り強く説明し、協力を得ることができました。 完成したマニュアルを導入した結果、新人の独り立ちまでの期間が従来の2週間から平均1週間へと短縮され、教える側の負担も大幅に軽減されました。何より、新人スタッフが安心して業務に取り組めるようになり、店舗全体の雰囲気が明るくなりました。この経験から、現状の課題を特定し、周囲の協力を得ながら主体的に改善策を立案・実行する力を学びました。貴社に入社後も、常に当事者意識を持って業務改善に取り組み、組織全体の生産性向上に貢献したいです。
ES・履歴書での文字数調整テクニック
- 【文字数を減らしたい場合】
- ・修飾語(とても、非常に、など)を削る。
- ・一文を短くする。
- ・背景説明を簡潔にする。
- ・「~ということです」を「~ことです」にするなど、冗長な表現を避ける。
【文字数を増やしたい場合】- ・行動の具体例を追加する。(例:「工夫した」→「〇〇という工夫をした」)当時の心境や感情を加える。(例:「大変だった」→「成果が出ず、悔しい思いをした」)課題の背景をより詳しく説明する。
- ・周囲の反応や協力を得たエピソードを盛り込む。
提出前に確認!評価を下げるNGガクチカ

せっかく書いたガクチカも、伝え方一つで評価を下げてしまうことがあります。提出前に必ずチェックしましょう。
結果の羅列で学びが伝わらない
「サークルで全国大会に出場しました」「TOEICで900点を取りました」といった輝かしい実績だけをアピールしても、採用担当者には響きません。企業が知りたいのは、その結果に至るまでのあなたの考えや行動、そして学びです。プロセスを語らずに結果だけを羅列するのは避けましょう。
嘘や話を盛りすぎている
自分を良く見せたいあまり、嘘をついたり、話を大げさに盛ったりするのは絶対にやめましょう。面接で深掘りされた際に、すぐに矛盾が生じてしまいます。嘘がばれると、信頼できない人物という最悪の評価に繋がります。等身大のあなた自身の経験を、誠実に伝えることが何よりも大切です。
ガクチカのセルフチェックリスト
最後に、以下のリストを使ってあなたのガクチカを最終チェックしてみてください。
まとめ
この記事では、内定レベルのガクチカの書き方について、基本から応用まで徹底的に解説しました。
ガクチカの作成は、自分自身の大学生活を振り返り、成長を実感できる貴重な機会です。この記事を参考に、自信を持ってあなたの魅力を伝えられるガクチカを完成させてください。あなたの就職活動が成功することを心から応援しています。



コメント