コラム

塾講師バイトの志望動機の書き方!見られているポイントや注意点を解説

塾講師バイト

塾講師バイトの面接や履歴書を用意する際に、必ず必要になる「志望動機」。全く未経験で初めて応募する時にはどのような事を書いたら好印象を与えられるのか迷ってしまいますよね。
そこで、この記事では、塾講師のバイトの志望動機はどのように書いたら好印象を与えられるのかを解説します。採用担当者に見られているポイントや志望動機を書く際の注意点、採用されない確率が高い志望動機の具体例などについても触れていきます。

塾講師バイトの志望動機の書き方

まずは塾講師のバイトに応募する際の志望動機の書き方を項目ごとに解説していきます。

なぜ塾講師に興味をもったのか

初めて塾講師のバイトをする場合、なぜ塾講師に興味を持ったのかを書くようにしましょう。その際に出来るだけ具体的なエピソードを交えることが大切です。
例えば「兄弟の勉強を教えたときに教える事の面白さを感じた」「将来教職に就きたいので教育の現場を体験したい」というように書くと伝わりやすいでしょう。

塾講師を通して実現したいこと

塾講師を通して貢献したいこと、身に着けたいことなどを具体的に書きます。
例えば「生徒が目標の成績に届くようにサポートしたい」「生徒と向き合って問題点を克服したい」と書くだけでなく、“授業を通して人前で話すスキルを身に着けたい”や“相手に論理的に伝わりやすく説明出来るようになりたい”などを合わせて書くと良いでしょう。

なぜ生徒をサポートしたいのか、なぜ生徒と向き合いたいのか、理由をセットにすることで説得力がグッと増します。

応募先の塾を選んだ理由

現在は多様なニーズから色々なタイプの塾が存在しています。そのため、応募先の塾を選んだ理由がしっかりしていることで熱意を伝える事が出来ます。
応募先の塾の特徴や売りにしている事、力を入れている部分などを調べ、それを自分の目的とすり合わせるようにして説明できると良いでしょう。

例えば、下記のような特徴があります。

・きめ細かいカウンセリング
・対話型の授業で思考力を上げる
・先生1人に対し生徒は2人まで

求人をよく確認し塾の特徴をしっかりと把握することができれば、応募先の塾を選んだ理由も作りやすくなります。

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塾講師バイトの志望動機で見られているポイント

塾講師バイトの志望動機では、まず「責任感を持って仕事に取り組むことができるかどうか」を見られます。
塾講師のバイトで他のバイトと異なる点は、「他人の人生に関わる」ことです。受け持つ生徒の成績を上げることができるかどうかで進路が変わる訳ですから、大きな責任が発生します。
そのため、責任をもって業務にあたることができるか、生徒と向き合うことができるかを見られるのです。

また、塾としては、採用してもすぐに辞められてしまうと、新人教育にかかった時間や経費が無駄になってしまいます。生徒にとっても途中で担当講師が変わるのも良い影響を与えないため、熱意や信念を持って長く続けてくれるかどうかも見られています。

志望動機の注意点

次に志望動機を書く上での注意ポイントを紹介します。なぜ注意が必要なのか理由と共にしっかりチェックしておきましょう。

通いやすさを動機にあげない

自宅から近く、通いやすい事は一見志望動機としては当然ですが、これが一番の志望動機の場合「近ければ何だっていい」と捉えられてしまいかねません。塾のタイプも様々存在する中で、「通いやすいから選んだ」となると熱意や信念を感じられず不採用になる可能性が高くなります。
また、家が近すぎる場合「講師の生活圏内と教室を離す」という観点から、塾によっては別の教室での勤務となる可能性もあります。

給料の高さを理由にあげない

給料の高さを志望動機に挙げるのも、塾講師に対する熱意や信念が感じられなくなってしまいます。それだけでなく、せっかく採用しても他に給料の高い塾が出てきた場合、そちらに移ってしまうと捉えられてしまい、不採用になる可能性が高くなります。
また、応募先の塾である「必要性」が感じられない点も不採用になるポイントです。

落ちやすい志望動機例

ここでは落ちやすい志望動機の例文を紹介します。

・NG志望動機の例文

「私は○○大学に在籍しており、生活圏内から近く、通いやすいと思ったので志望させていただきました。また、募集要項を拝見すると他の塾と比べて給料の設定が高く、通いやすくてたくさん入れるので効率よく稼げると思い、貴社に決めました。」

このような志望動機だと応募先の塾である必要性も、塾講師のバイトである必要性も感じられなくなってしまいます。
しかし、採用されるために嘘の志望動機を並べても、見透かされてしまいます。もし受かったとしても働き方で熱意がないことが伝わってしまうだけでなく、自分にとっても塾の方針とあわず苦しい思いをする可能性もあります。
そのため、よく考えて本当に働きたい塾を見つけることが大切です。

元塾講師の志望動機

ここでは、大学生時代に塾講師をしていた方に実施した、志望動機に関するアンケートの回答を紹介します。

24歳 女性:栃木県

Q1:塾講師をしようと思ったきっかけはなんですか?

元々人に何かを教えることや勉強が好きだったので、それを活かした仕事をしたいと思いました。また中学時代は少し勉強に力をいれた記憶があった為、学生さんの勉強の手助けが少しでもできたらいいなと思い塾講師に興味を持ちました。

Q2:当時、履歴書ではどのような志望動機を書きましたか?

上記の志望動機を比較的素直にそのまま書いたと思います。やる気が伝わるように書くのはもちろんですが、あまり背伸びをしすぎないように気を付けました。

Q3:履歴書や面接ではどのようなアピールをしましたか?

面接では熱意を伝えるのと、曜日や時間、希望科目はしっかりと伝えるようにしました。
できる限り制限はつけないほうが採用には繋がりやすいと思いますが、自分の力以上のアピールをしてしまうと採用後どこかで躓いてしまうので、その点はしっかり伝える必要があると思います。
その時にできない科目や入れない曜日等ネガティブなところに目がいかないよう、できる科目、入れる時間のポジティブな部分をたくさん伝えるようにしました。
またもっている資格や検定があれば強みになると思います。

Q4:塾講師のアルバイトを目指している大学生へアドバイスをお願いします

もちろん勉強を教える仕事ですが、他の先生や担当の生徒さんからもたくさんのことを教えてもらえる、そんなお仕事です。
人と話すことが好きな人、どこかのタイミングで少しでも勉強を頑張ったことがある人、コミュニケーション能力を高めたい人…勉強が得意でなくても講師のお仕事はできると思います。素敵な出会いがあることを願っています。

採用者側から見た志望動機

ここでは、塾にて採用を担当していた方に実施したアンケート結果を紹介します。

38歳 男性:東京都

Q1:当時、採用者として、どのような志望動機に
目が止まりましたか?

「以前お世話になった○○先生のようになりたい」「塾講師の経験を活かしてプレゼン能力を高めたい」「(特定の科目、例えば物理、英語など)を教えたい」等の志望動機が好印象でした。

Q2:当時、採用される志望動機の共通点などはありましたか?

「尊敬する先生にあこがれて」「教員を志望している」「教育業界を志望している」など、過去や未来という観点で塾との親和性がある志望動機は採用されやすい印象です。

Q3:一方で不採用となる志望動機の共通点はありましたか?

「自宅から近い」「時給がいい」など、自分のことだけを考えている志望動機は不採用になりやすいです。

Q4:塾講師のアルバイトを目指している大学生へアドバイスをお願いします

緊張せずにリラックスして面接に臨みましょう。大学生は履修や部活動、サークル等忙しいという背景を面接担当は知っているケースがほとんどですから、その点は相談に乗ってくれるはずです。無理をせずに相談をしながら、「責任感を持って働く意思がある」という姿勢を面接でアピールしましょう。
自身が教室長(採用担当者)になったつもりで、どのような受け答えがよいかを考えると案外スムーズにいくかもしれません。
塾にもよりますが、面接の際の服装は少しフォーマルなものを心掛けると良いです。
明るく、元気に受け答えをし「ここで働きたい」という意気込みを伝えてみてください。きっとうまくいくはずです。

29歳 男性:東京都

Q1:当時、採用者として、どのような志望動機に
目が止まりましたか

教えることに興味があることや、サービス精神に溢れた動機が目に止まりました。他者の成長・喜びを自分事のように感じることが出来るような動機があると特に目に止まります。

Q2:当時、採用される志望動機の共通点などはありましたか

「自分の行動で他者を満足させることが出来た」というような経験をしてきている事や、それを目指したいといった姿を目指す姿勢が多く見られました。

Q3:一方で不採用となる志望動機の共通点はありましたか

自分本位である傾向が強い場合は不採用としていました。サービス業であることが意識できているとより良いです。

Q4:塾講師のアルバイトを目指している大学生へアドバイスをお願いします

塾講師は他者の成長が自身の成長に繋がる非常に良い経験になります。教育サービス業という意識を持って面接等に臨んでみてください!

まとめ

塾講師のバイトにおいても志望動機は非常に重要で、採用担当がしっかりチェックしているポイントです。
さらに塾講師のバイトの場合は、仕事の特殊さから「責任感」「熱意」「信念」を持って働くことが出来るとアピールする事が必要になってきます。
そのため、よく考えて、自分に合った塾を選ぶことが重要です。塾に貢献することが出来て、受け持ちの生徒の成績も上がり、自分も生き生きと働ける、そんな塾が見つけられるように、しっかりと採用情報を確認しましょう。

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