コラム

塾講師バイトの面接対策!質問や服装・髪型、注意点を解説

塾講師バイト

塾講師のアルバイトを検討しているみなさん、面接に不安を抱いていませんか?
「講師」という職種は、ほかのアルバイトよりも難しいのでは?きちんとしていないといけないのでは?…などなど、気になる点がたくさんありますよね。

そこでこの記事では、塾講師のアルバイトの面接対策について具体的にくわしくお伝えします。しっかりチェックすれば不安も解消できるはず。面接に行く前に、ぜひ参考にしてください。

塾講師バイトの面接で聞かれる質問

塾講師アルバイトの面接では、どんなことを質問されるでしょうか?
もちろん塾によって異なる部分もありますが、ここでは、どこを受けるにしても必ず押さえておきたい質問をピックアップしました。答え方とともにご紹介しましょう。

自己紹介をお願いします

自己紹介は冒頭で求められることが多いので、まずは簡潔に答えましょう。
氏名、在籍大学、学部学科と学年、受験経験、得意科目や教えられると思う学年を述べれば十分です。第一印象は非常に大切ですので、塾講師としてふさわしいという印象を与えられるよう、明るくはきはきと答えましょう。

(例)〇〇大学〇〇学部〇年の〇〇〇〇と申します。専攻は〇〇で、●●(教科名)が得意です。国立大学、私立大学とも一般入試の受験経験があります。●●であれば中学生から大学受験生まで対応できると思っております。

塾講師になりたい理由は?

数あるアルバイトの中でなぜ塾講師をやりたいのか、筋の通った理由を述べられるかどうかが見られています。「教員志望なので指導経験を積みたい」「恩師のおかげで勉強が楽しくなったので、自分も生徒たちにその楽しさを伝えたい」「人に物事を教えるのが好きで、友人からもわかりやすいと言ってもらえているので、その得意を生かして役に立ちたい」などの内容でまとめればよいでしょう。

当塾への志望理由は?

難しいと感じる人が多い質問です。仮に本当の理由が「家から近い」「バイト料が高い」などであっても、回答としてはNGです。塾のホームページなどで特長や指導方針を調べ、それに共感したことを述べましょう。

(例)ホームページを拝見し、一人ひとりの生徒の個性や学力に応じてきめ細やかなカリキュラムが組まれていることに感銘を受けました。苦手科目が楽しくなるように、得意科目はますます伸ばせるように、生徒をサポートする仕事にやりがいを感じて志望いたしました。

あなたの長所は?

長所なら何でもよいわけではなく、「塾講師として生かせる長所」があるかを見られています。コミュニケーション力、リーダーシップ、傾聴力、忍耐力などを挙げるとよいでしょう。その際、その力を示す具体的なエピソードを簡潔に入れられればさらによいでしょう。

あなたの短所は?

短所も何でもよいわけではなく、「物事に集中するとつい時間を忘れてしまう点です」などのように、裏返せば長所(この場合は「集中力が高い」)ともなるようなものを考えましょう。加えて、「最近は、タイマーをセットして自己管理できるよう努めています」などのように、改善の工夫をしていることまで必ず示しましょう。

教えられる科目は?

教えられる科目は、背伸びをせずにありのままを答えます。教えられる科目が多いにこしたことはありませんが、採用されたいからと実力以上のことを答えるのは、採用後のトラブルのもとになりますのでやめましょう。1科目でもよいので自信をもって、「中学1年生から3年生までの●●を希望しております。」のように答えましょう。

どのような講師になりたいか?

講師としての意欲や、塾側が求めている講師像と合致しているかどうかを見られています。
塾の指導方針を確認し、それに沿って考えておきましょう。「一人ひとりに丁寧に向き合う」「わかるまで徹底指導」など、掲げられている言葉を盛り込んで、それに対しての意欲を示しましょう。

いつから働けますか?

塾側としてはすぐにでも講師を採用したいと考えて面接をしているかもしれません。それに応じられれば一番よいですが、印象を良くしようとして無理な日程を答えるのはやめましょう。率直に「大学の実習が〇月〇日までのため、それ以降からを希望しています。」などと述べればOKです。

週何日働けるか?

塾側としては、アルバイト講師それぞれの稼働日を組み合わせて、うまくシフトが組めるかどうかを考えます。働ける日数があまりにも少ないと採用しづらい場合もありますので、自分が週最大何日働けるかをよく検討して答えましょう。「平日に3~4日働ければと希望しています。」「土日に集中的に働きたいと考えています。」など、自分の希望を端的に伝えましょう。

夏期講習や冬期講習はどれくらい入れるか

この質問も上と同様です。自分の長期休暇や帰省などの予定をよく考え、アルバイトをどの程度まで入れられるのかをよく考えておきましょう。その考えなしに「いつでも入れます!」などと安請け合いをして、あとで悔やんだり塾側に迷惑をかけたりすることのないようにしたいものです。
逆に、最初から拒否するのもあまり印象のよいものではありません。可能な限り調整するという意欲を示しましょう。

学業と両立できるか?

塾講師の仕事は、授業前の準備や授業後の記録などもあり、決してラクラク簡単なものではありません。そのことを理解してしっかり勤める覚悟があるかを見られます。そもそも、学業が多忙で両立に自信がないなら、アルバイトの面接を受けるべきではありません。自分が大丈夫であると確信できたなら、「単位も順調に取得しており、問題ありません。」のように答えればよいでしょう。

最後に質問はありますか?

いわゆる「逆質問」です。「すべてわかりやすくお話しいただいたので、特にありません」と答えてもマイナスにはなりませんが、ここで適切な質問ができれば、強い意欲の表れとして評価されます。下の(例)を参考に考えておくとよいでしょう。
ただし、ここまでの面接の流れの中ですでに出た内容を尋ねるのはNGですので注意しましょう。

(例)御社が学生アルバイト講師に特に求めるのはどのような点でしょうか。
御社の〇〇〇という指導方針に感銘を受けましたが、実際に先生方が生徒を指導する際に、特に留意していらっしゃることを教えていただければと思います。

塾講師バイトの面接の持ち物

面接の際の準備物は、求人情報に記載の内容を確認します。履歴書、身分証(学生証)、筆記用具、メモ帳、印鑑は、記載がなくても必ず持参しましょう。学力テストが行われることが多いので、筆記用具はそれに対応できるよう準備します。また、学力テストの際に時間を見ることができるよう、腕時計があると安心です。スマートフォンやスマートウォッチは試験中に使用できないのが一般的なので、シンプルな腕時計をつけていくとよいでしょう。

それらを入れるカバンは、服装がスーツであれば黒のリクルート用を、それ以外の服装の場合も、履歴書が折らずに入る大きさの、シンプルなものを選びましょう。

塾講師バイトの面接の服装や髪型

塾によって、スーツ必須のところもあれば比較的ラフでもよいとされるところもありますが、面接の際はリクルートスーツやそれに準ずる服装がおすすめです。服装自由と言われても、白のシャツやブラウスに、黒や紺、グレーのパンツやスカートを選ぶのが無難でしょう。

髪型も、一般的な就職試験をイメージすれば問題ありません。講師らしい清潔感を第一に心がけましょう。髪色の許容範囲も塾によって異なりますが、黒や茶以外の色はNGと考えましょう。茶髪OKかどうかは面接前または面接時に質問して、その指示にしたがえば問題ありません。

その他の注意点

よく聞かれる質問や持ち物、服装、髪型について見てきましたが、見落としがちな注意点をあと2つお伝えします。

到着時間

面接時刻の10分前までには到着するように向かいます。特に、地理的に不慣れな場所であれば時間に余裕をもちましょう。ただし、早く到着しても、実際に受付などに声をかけて挨拶をするのは、約束の5分前くらいまで待ちましょう。

挨拶

緊張してしまうと、挨拶の声が小さくなりがちです。ここで第一印象を損ねないよう、入室時の挨拶から「明るくはきはきと」を心がけましょう。また、面接が終わっても、面接官は退室するまで見ています。「ありがとうございました。失礼いたします」と、最後までさわやかに挨拶しましょう。

面接に落ちても

塾講師のアルバイトの合格率は50%未満とも言われます。落ちることのほうが多いのですから、1回落ちたからといって落ち込んであきらめる必要はありません。比較的合格しやすいとされる個別指導の塾を受けてみる、または、塾講師の需要が高まる季節講習の1か月ほど前をねらうなど、再トライしてみてください。

まとめ

塾講師アルバイトの面接対策について、くわしくお伝えしました。この記事に沿って質問への回答を準備し、持ち物や服装を整えることで、対策を万全にすることができます。必要に応じて読み返しながら、一つひとつチェックしてください。

塾講師は生徒の成長に身近に寄り添える、非常にやりがいのあるアルバイトです。ぜひ面接をパスして活躍できますよう、あなたのご健闘をお祈りしています!

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