「塾講師は掛け持ちでバイトをする事はできるのかな？」
「塾講師を続けたいけど、バイトを掛け持ちして収入も増やしたい！」
しっかりと経験を積みながら、収入も十分にあげていきたいですよね。塾講師の経験を積みながらも、収入をあげられるようなバイトを掛け持ちする事はできるのでしょうか。
そこで、この記事では「塾講師のバイトは掛け持ちできるのか」を解説します。
現在働いている塾の規則も確認しつつ、掛け持ちができるかを考えてみましょう。
塾講師のバイトは掛け持ちできるのか？
塾講師のバイトの掛け持ちは、塾の規則によっては禁止されているケースが多いです。
塾によって規則は違うので、あらかじめ就業規則を確認しましょう。
基本的に同業NGとしている塾が多い
塾講師のバイトは、基本的に掛け持ちはできないところが多いです。
同業の塾で掛け持ちをすることで、指導のノウハウやカリキュラムが流出する可能性があるためです。また、テスト時期などは指導が大変になることもあり、掛け持ちは現実的ではない塾も多くあります。
他の業種であればOK
塾講師の掛け持ちは禁止されていても、ほかの業種では掛け持ちできる可能性があります。
大学生に人気のアルバイトであるカフェやコンビニなど、シフトの融通が効きやすい仕事を探してみましょう。
黙って掛け持ちしてもバレてしまう理由
勤務している塾で掛け持ちが禁止されていても、黙って掛け持ちをすればバレないと思っている方も多いでしょう。
しかし、塾バイトの掛け持ちは意外とバレてしまう可能性が高いのです。
例えば、塾に通っている生徒の兄弟がたまたま掛け持ち先の塾にいたり、その保護者によって目撃されてしまったりするケースもあります。
また、同業者（塾講師）の中には同僚や他の塾のスタッフの動向に敏感な人もいます。特に同じ地域内となればなおさらです。そうした人に目撃されてしまうことで、同じ地域の業界内ですぐに情報が広がってしまい、結果として所属している塾の教室長にまで届いてしまうのです。
掛け持ちがバレたらどうなるのか？
塾のバイトと掛け持ちをしていることがバレると、塾によっては解雇される可能性があります。
塾の就業規則によって対応は変わるので、事前によく確認しておきましょう。
そもそも掛け持ちが禁止されている場合は、規則違反として厳しく対処される可能性があることを理解しておきましょう。
掛け持ちは本当に必要かを考える
塾講師のバイト以外にもバイトを掛け持ちしたいと考えている方は、本当にその必要があるのかを考えてみましょう。
もっとバイト代を稼ぎたいだけであれば、現在の塾で担当するコマを増やす、時給を上げてもらうよう交渉するなどの方法もあります。
掛け持ちをせずにバイト代をアップする方法を紹介します。
塾講師のバイトで担当教科を増やしてもらう方法
現在勤務している塾でバイト代を上げるためには、担当教科を増やしてもらう方法があります。
現在英語だけを指導しているなら、国語や算数など、自分が得意な科目があることをアピールして担当させてもらいましょう。
そもそも担当しているコマが少ない場合は、コマ数を増やせるようなシフトに変えてみることもおすすめです。
ただし、塾によっては現在担当している教科以外を担当するにはテストなどが必要になることもあるので、塾に確認してみましょう。
新しい塾に移るのも手段
現在担当している教科以外を担当させてもらえない、シフトを増やしてもらえない場合は、別の塾へ移動することも考えてみましょう。
塾で働いた経験があれば、別の塾に応募する際にもアピールポイントにもなります。
時給が高い塾のなかには、経験者しか応募できないものもあります。
時給の高い塾、または現在より多くのコマ数を入れられる塾を探してみましょう。
また、個別指導塾で指導経験がある場合、その経験を活かして時給が高い集団指導塾に移るのも手段の一つです。
塾講師のバイトを掛け持ちする時の注意点
塾講師のバイトを掛け持ちするときの注意点を確認しましょう。
掛け持ちしてから後悔することがないよう、以下のポイントを確認してみてください。
就業規則の確認
掛け持ちを始める前に、現在勤務している塾の就業規則を確認しましょう。
塾が掛け持ちを禁止している場合は、規則違反になるため掛け持ちはできません。
掛け持ちが許可されている場合も、同業はNG、近隣での掛け持ちはNGとする塾もあります。
事前に塾ならではのルールをチェックしましょう。
シフトの調整
実際に掛け持ち勤務をスタートしたら、シフトをどう調整するか考える必要があります。
塾のシフトと被らないように注意しましょう。また、バイトの掛け持ちで授業が疎かになることがないよう、余裕をもってシフトを組むことも大切です。
体調管理
バイトの掛け持ちは、想像以上に心身を消耗するため、体調管理にも気をつけましょう。
新しいことに慣れるためにはシフトを多く入れなければならない、新しいことを覚えるので 精一杯という方も多いです。
食生活や睡眠時間などが乱れると、生活習慣に影響が出て体調を崩す可能性もあります。
税金の確認
バイトを掛け持ちすることで税金にも注意しなければならなくなります。
大学生など、世帯主の扶養に入っている場合は年間の収入が103万円を超えると納税義務が生じます。
また、年間の収入の金額の限度は今後変わる可能性もあるため、最新情報をチェックしてシフトを考慮しましょう。
塾講師をしながらバイトを掛け持ちするメリット
塾講師のバイトを掛け持ちすると、より豊富な経験が身に付きます。
学生時代から指導経験を多く重ねることで、将来教師や講師、インストラクターなど将来の選択肢を増やすことも可能です。
就職活動においても、指導方法で工夫したことや受講生の成績をアップさせたなどの実績があればアピールポイントにできるでしょう。
塾講師の掛け持ちで豊富な経験を重ねたい場合は、個別指導と集団指導、集団指導と家庭教師など、別の指導方法を組み合わせることもおすすめです。
掛け持ちOKの塾講師バイト
ここでは他のバイトと掛け持ちOKとしている塾講師バイトの求人を紹介します。
明光義塾
基礎力向上や補習指導がメインの個別指導塾で、小学生から高校生を対象に「勉強の仕方」の指導が主な業務内容。指導科目は得意な科目を中心に任せてもらえます。
長年培ったノウハウに基づいた丁寧な研修があり、バイトが初めての方、塾バイト未経験の方も安心してデビューが可能。WワークもOKなので、社会人・主婦(夫)・シニア層も活躍しています。
まんてん個別
└英語、数学のいずれかが指導可能な先生を大募集！理科、社会、国語が指導可能な先生も歓迎。未経験でも、研修・サポート体制が充実しています。先輩スタッフや経験豊富な講師が徹底的にフォロー。
まとめ
塾講師のバイトは掛け持ちできるのかを解説しました。
塾によって規則は違うので、まずは禁止されていないかを確認することが大切です。
許可されている場合でも、各塾のルールを確認し、体調面にも気を付けて掛け持ちのバイトを始めましょう。
コメント